2018/06/29
先日、10/28(土)、10/29(日)に
「K式発達検査中級講習会」を受講して来ました。
中級は「検査結果の見たて」「検査結果の伝え方」「検査結果と支援目標」が主なテーマで
出席者の大半は日々検査を行っている方達でした。
今日はすごく勉強になった反面、当事者(伝えられる側、検査を受けた子の親)の立場として、不満に思った事もありました。
私は、初級→中級と受けたので、初級で実際どういう意図でしてるのか?
こういう場合は通過(+)なのか等、教わって中級に来ましたが、
中には、現場の先輩にやり方を教わって検査してるけど初級を受けてない人というのがけっこういました。
…..‼︎えっ検査する人はちゃんと、K式の意図もやり方も把握せぬまま検査してる人も中にはいるの?!
大丈夫なん?!
実際、娘が検査受けた後の説明は「上限」「下限」の説明と、DQ74なので療育対象です。
ということだけでした…でっ!?それだけ?どういう支援をしてやれば良いの?それは言わないの?と少々不満が残りました。
今回2日目の「事例検討」の講師 清水 里美先生はすごく良いことをおっしゃっていました。
何の為に検査をしているのか、
検査の数値と伝える事が目的なのか、
どういう支援をしてあげると良いかを見つける事が目的なのか?
K式は世界共通ではないけれどもその年齢の発達をみて、凸凹から何を見るか?
何を支援してあげるのが良いのかをひもとく検査であるともおっしゃっていました。
実際、K式の中での検査では、
発達支援コーチのトレーナーや目の学校のトレーナー研修で習う事とつながる事も多々あります。
せっかく良い検査なのに、実施者は必ず講習を受講する制度にすれば、
実施者の不安や家族の不安ももっと解消できるのにと思いました。
もちろん参加されている方はそう思って来てますが、
1年に1回しかやっていないととり入れているところが多い割に研修追いついていない現状を垣間見ました。
市岡 晴美