セミナーに参加してきました。

“くすり・検査値がわかれば全身がみえる”というテーマの勉強会に参加してきました。
日本はますます高齢社会を迎えます。その問題を見据えて歯科ではどのような役割を担っていかなければならないのか、ご講演頂きました。
口からよりよく食べていくためには口腔機能をケアしていく必要があります。
そのためには医科との連携をとります。


多くの方が全身疾患を抱えています。どの程度の状態なのかを数値化したものが血液検査の値です。
その数値により出血傾向がないか(歯石取りや外科処置の際に事前に予測することが可能)、免疫は正常か、投薬に支障はないか、感染症はないかなど
トータルで考慮してお口の管理を行っていきます。


また、服用している薬によって病気の進行具合をある程度予測でき、病歴が長ければ合併症のリスクに関しても注意を払います。
医科での病歴は歯科とは無関係だと考えられがちですが、全身をみていくうえで大事な情報です。
これから必要とされる゛総合診療力″を整えていきたいと思います。
明和病院 末松基生先生ありがとうございました。
副院長 梅谷麻央