~話し言葉の遅れについて~

発達の相談で多いのが「言葉の遅れ」である‼

たしかに周囲の子どもとみて、ご自身の子どもがなかなか言葉が出てこなかったら

心配になるのが親心であろう。

これにもいろんな考えがありまして、1つは背の高い子もいれば低い子もいるように

多少の遅れについては、寛容になるべきである。

「皆、同じように成長しない‼」という事です。

ここで大事なのは、単に話す言葉が遅れているだけなら

それほど心配する必要はないのであるが、

「言葉の理解ができているか?」

というのをしっかりみてあげることが大事になります。

つまり、どういうことかと言いますと

・ 車のカギを持つと、「あ!出かけるな~」

・ バスタオルを持つと、「お風呂に行くんだな~」

が、わかるかどうかというところが、ポイントになります。

発達には段階がありますので、いきなり言語訓練というのを行うよりも

いかに日々の親子関係やコミュニケーションが大事という事になります。

 

山田 武史

山田院長先生(中)