小児の摂食嚥下について

~ 前歯そろったら ~                     

切歯とは、噛み切るための役割を果たします。前回は           

口唇に力を付けるということをお話しましたが、           

切歯が生えてきたらしっかり前歯で噛み切る事を覚えさせていきましょう

何度も何度も噛み切らせる事を身体に覚えてもらう!!             

この感覚をしっかり覚えてもらい習慣にしていきましょう。

~ 奥歯が生えてきたら ~                           

切歯の横の奥歯が生えてきたら、少しずつ形のある固形物を取り入れられるという時期の合図です。

この時期で大切な事は“手づかみ”です。                             

最近は、汚い、片づけが大変だからという                    

理由で親が介助するケースが見かけられます。                      

身体でしっかり食べるという事を覚えていかないと一口の量であったり、硬さ、大きさ、食感などの把握が難しくなります。

どんどん子どものやりたいようにさせてあげ、温かく見守っていきましょう!            

“手づかみ”は本当に大切です!!